スペインサッカー留学って実際どうなの?現地で22年以上見てきた僕が伝えたいこと
「スペインでサッカーをしてみたい」
そう思ったことがある選手は、きっと少なくないと思います。
レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードをはじめ、世界トップレベルのクラブが存在し、毎週のように各地でサッカーが行われているスペイン。
サッカーが好きな人にとって、一度はその環境に身を置いてみたいと思う国のひとつでしょう。
でも、実際にスペインサッカー留学を考え始めると、いろいろな疑問が出てきます。
「自分くらいのレベルでも行けるのか?」
「何歳くらいで行くのがいいのか?」
「短期でも意味はあるのか?」
「スペインに行けば、本当にサッカーが上手くなるのか?」
そして何より、「わざわざ海外まで行く価値は、本当にあるのか?」
僕はスペインサッカーの現場に22年以上関わり、これまでさまざまな選手や指導者を見てきました。その経験から、最初にひとつ伝えておきたいことがあります。

スペインに来ただけで、サッカーが上手くなるわけではない
これは最初に言っておいた方がいいと思います。
スペインに来れば、自動的にサッカーが上手くなる。
有名なクラブで練習すれば、プロに近づける。
海外に行けば、日本では得られない特別な何かを手に入れられる。
残念ながら、そんな単純なものではありません。
スペインにも当然、上手い選手もいれば、そうではない選手もいます。
良い指導者もいれば、自分には合わない指導者もいます。
そして、海外に来たというだけで選手として成長できるわけでもありません。
では、それでもなぜ僕は日本の選手にスペインを経験してほしいと思うのでしょうか。
一番大きいのは「自分の当たり前」が壊れること
日本でずっとサッカーをしていると、日本のサッカー環境が自分にとっての「普通」になります。
ところがスペインに来ると、その普通が通用しない場面にたくさん出会います。
練習に対する考え方。
試合中の判断。
監督とのコミュニケーション。
チームメイトとの距離感。
自分の意見の伝え方。
サッカーそのものに対する考え方。
日本では「こうするものだ」と思っていたことが、スペインではまったく違うことがあります。
そこで初めて、「なぜ自分はこうしていたんだろう?」と考えるようになります。
僕は、この瞬間こそ海外でサッカーを経験する大きな価値のひとつだと思っています。
スペインサッカーで求められるのは「自分で判断すること」
スペインのサッカーでは、選手自身の判断が非常に重要になります。
「監督に言われたからやる」だけではなく、
なぜそこにポジションを取るのか。
なぜ今パスを出すのか。
なぜ今は前進せずボールを保持するのか。
試合の状況を見ながら、自分で考えてプレーすることが求められます。
もちろん技術も重要です。
フィジカルも必要です。
でも、それだけではありません。
「サッカーを理解してプレーする」
ということを強く求められるのが、スペインサッカーの大きな特徴のひとつです。
実際にその環境の中に入ってみることで、日本でプレーしているだけでは気づかなかった自分の長所や課題が見えてくることがあります。
短期のスペインサッカー留学でも意味はある?
これもよく聞かれる質問です。
結論から言えば、短期でも十分意味はあると思っています。
もちろん、数週間スペインに来ただけで劇的にサッカーが上手くなるわけではありません。
でも、短期留学の価値はそこだけではありません。
違う国の選手と一緒にトレーニングする。
スペイン人指導者の話を聞く。
現地の試合を見る。
言葉が完全には分からない環境で、自分からコミュニケーションを取る。
自分がスペインの中でどのくらい通用するのかを知る。
そうした経験によって、日本に帰ってからのサッカーへの向き合い方が変わる。
僕はむしろ、そこに短期留学の大きな意味があると思っています。
プロを目指していなくてもスペインに来ていい
「スペインサッカー留学」と聞くと、プロサッカー選手を本気で目指している選手だけが行くものだと思われることがあります。
そんなことはありません。
もちろん、プロを目指してスペインへ挑戦する選手もいます。
一方で、
「海外のサッカーを経験してみたい」
「自分がどこまでできるのか知りたい」
「将来について考えるきっかけが欲しい」
という理由でもいいと思っています。
特に育成年代では、サッカー選手としてだけではなく、一人の人間として海外に出る経験そのものに大きな価値があります。
言葉が通じない。
文化が違う。
考え方も違う。
そんな環境の中で、自分で考え、自分で伝え、自分で行動する。
それはサッカーを離れた後にも残る経験になります。
「何歳で行けばいいですか?」に正解はない
スペインサッカー留学について相談を受けていると、
「何歳で行くのが一番いいですか?」という質問もよくあります。
僕はこれに、全員共通の正解はないと思っています。
年齢だけではなく、現在のサッカーレベル、本人の性格、目的、語学力、将来どこを目指しているのか。
それによって答えは変わるからです。
ある選手には今すぐスペインを経験することがプラスになるかもしれない。
別の選手なら、もう少し日本で準備してから来た方がいいかもしれない。
だから僕は、「スペインに行くべきか」より先に、「何のために行くのか」を考えることが大切だと思っています。
22年以上スペインサッカーの現場にいて思うこと
僕はこれまで、スペインで本当にいろいろなサッカーを見てきました。
華やかなプロの世界だけではありません。
育成年代。
地域クラブ。
指導者。
プロを目指して挑戦する選手。
うまくいった選手もいれば、思ったようにいかなかった選手もいます。
だからこそ僕は、誰にでも「スペインに来た方がいい」と言いたいわけではありません。
大切なのは、その人にとってスペインへ来ることにどんな意味があるのか。
そこを考えることです。
留学すること自体が目的になってしまったら、少しもったいない。
スペインという環境を使って、自分が何を知り、何を経験し、どんな人間になりたいのか。
そこまで考えられれば、スペインサッカー留学は単なる「海外でサッカーをした経験」以上のものになる可能性があります。
まだ留学を決めていなくても大丈夫です
「スペインサッカー留学って実際どうなの?」
「自分のレベルでも行ける?」
「短期と長期、どちらがいい?」
「自分にはどんな選択肢がある?」
そんな段階でも構いません。
RIOYUKI SLでは、最初から留学を決めている必要はありません。
僕がスペインサッカーの現場で22年以上過ごしてきた経験をもとに、現在の状況や目的を聞きながら、一緒に選択肢を考えます。
オンライン相談は無料です。
まずは、あなたのことを教えてください。



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